舞台
その[理念]とは。
その[戦略]とは。
その[成果]とは。
成果トピック
これまでも、これからも。ニッカの酒文化創造への挑戦は終わらない。

華やかな香り、いままでにない飲みやすさ、そしてピュアモルトウイスキーの常識を打ち破った2,450円という価格。流通の皆様からの大きな期待にも迎えられて[竹鶴12年ピュアモルト]を世に送り出した。 同時に長期熟成ブレンデットウイスキー「竹鶴35年」を発売しニッカの主力商品として「竹鶴」ブランドを位置付け業務用はもとより、ギフト市場から家庭用市場まで幅広いウイスキー需要に応えている。

ウイスキーづくりを熟知しているニッカの新発想。ノンピート・モルトの『ブラックニッカ クリアブレンド』
ブラックニッカ クリアブレンド
ピート(草炭)を燃やして乾燥させた大麦麦芽には、 ピートに由来する煙りの香り(スモーキーフレーバー)がつく。 これが熟成を経た後にも残る「ピート香」。 ウイスキー好きにはたまらない香りだが、その反面慣れない人にはとっつきにくい、独特のにおいでもある。 『ブラックニッカ クリアブレンド』の“ノンピート・モルト”が新しいのは、麦芽を乾燥させるのを熱風で行ったこと。結果、料理のじゃまをしない、食事にもあう“クセのないクリアな味わいのウイスキー”が誕生。新たな層の“ニッカ・ファン”を切り開いた。
時代とともに進化し続ける『ニッカシードル』
ニッカシードル
ニッカのシードル開発における試行錯誤は「日本のシードルの開発史」ともいえる。
そもそもニッカのシードルへの取り組みは昭和29年、本場フランスの製造技術を学ぶことから始まる。以降、昭和37年までに三度の発売を試みるが、それまでアルコール飲料を清涼飲料水のように飲むことになじみのない日本において、シードルが定着するまではまだ時間を要した。りんごに関するさまざまな研究を進め、あらゆる課題をクリアした『ニッカ シードル』が登場するのは、昭和60年のこと。「カジュアルなアルコール飲料」が受け入れられる時代にもなっていた。以来、缶チューハイやカクテル飲料などとも差別化を図りつつ、着実にその地位を確立した。しかし、そこに至るまでの軌跡は決して平坦なものではなかった。そこには“本物へのこだわり”という創始者・竹鶴政孝の精神を愚直なまでにまもり続けた先人たちの努力の歴史がある。そして、シードルは今もこの精神を損なうことなく、時代とともに新たな進化を続けている。
世界的権威が絶賛する「余市モルト」「美味しんぼ」でもニッカのモノづくりに高い評価
ジム・マーレイ
「・・・私は混乱しました。 そのモルトは、私がそれまで持っていた日本のモルトのどのサンプルとも、明らかに異なるレベルのものだったのです。 (略)1997年に初めて余市を訪れたとき、私の混乱は氷解しました。日本は世界的にテクノロジーで知られる国です。 ところがここでは百年前の伝統的な方法を活かし多大な手間をかけてモルトがつくられていたのです。 (略)・・・しかも常に一貫して高いレベルでつくりつづけているのです。これは世界的に見ても実に尊敬に値することです。(略)ジャパニーズウイスキーは、長い間世界中で誤解され続けてきました。(略)今、私は世界中で余市を紹介しています。そしてそんな配役を嬉々として演じる自分を、とても誇りに思っています。 余市が世界に発見されること、それは今の私にとってなにより最高の楽しみなんです、本当に。(インタビュー/1999年9月16日 ニッカ北海道工場にて)」
美味しんぼ
辛口で知られ る ウイスキージャーナリスト、 ジム・マーレイによる「余市」へのコメントは、 彼のウイスキー評価のなかでも最大級の賛辞に満ちている。

また、2001年世界唯一のウイスキーの専門誌である英国の「ウイスキーマガジン」主催によるウイスキーテイスティングが行われ、ニッカの「シングルカスク余市」が世界のウイスキーの中で最高点を獲得した。

さらに、ニッカのウイスキーづくりについては、 人気マンガ「美味しんぼ〜第70巻/スコッチウイスキーの真価」(小学館刊)でも紹介されているので興味のある方はぜひご一読を。

ジム・マーレイ●世界唯一のウイスキー専業ライター、ジャーナリスト。英国人。1992年から三度にわたり世界的に権威のある「グレンフィディック賞」でウイスキー評論家大賞を受賞。また1998年出版の「COMPLETE BOOK OF WHISKY(ウイスキー大全)」は、現代ウイスキーのバイブルとなっている。ほかにも著書多数。
ウイスキーづくりのロマンを体験「マイウイスキーづくり」
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「マイウイスキーづくり」とは、一般募集した参加者に2日間にわたって余市蒸溜所(北海道工場)でモルトウイスキーの製造工程を体験してもらい、ウイスキーづくりはもちろん、ウイスキーそのものの真髄にふれていただくという企画で、1987年から実施している。そこでつくられたウイスキーは余市で貯蔵・熟成され、10年後には参加者全員にボトリングしてプレゼント。「ウイスキーの奥の深さ、魅力に感動した」「10年という年月の重みを体感した」と参加者からも多数の反響が寄せられるなど好評を博している。2002年からは宮城峡蒸溜所(仙台工場)でも「マイウイスキー塾」として実施されている。
「アップルフェノン(R)」の開発研究の成果
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1993年、米国カリフォルニアの研究者が「高い抗酸化作用がある」と発表して以来一躍有名になったポリフェノール。これは動脈硬化、ガン予防、老化防止、虫歯予防など様々な効果が期待される天然成分。長年りんごを原料とするシードルを研究しているニッカのスタッフも早くから注目していた。 そもそもの始まりは間引きされ、廃棄処分される大量の未熟りんごの有効活用からだった。生産技術研究所で成分分析を行ったところ、リンゴの未熟果には成熟果の約10倍のポリフェノールが含まれていることを発見。その後、ポリフェノール成分のみを抽出することに成功。こうして世界に先駆けニッカの「アップルフェノン」が商品化された(新しい機能性素材として特許も取得)。
「アップルフェノン」はその効果を活かし、菓子、飲料、健康食品、食肉・加工水産、化粧品、消臭剤などに広く使用されており、最近では「育毛剤」の素材としても利用されはじめている。今後は、アサヒビールの理解と協力を得て、基礎研究でも応用研究でも新しい展開が期待される。
「アサヒチューハイ ゴリッチュ」を共同開発

SMWS(ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティー)が北海道工場を116番目の蒸溜所として認定し、当社から樽で購入した4種のシングルカスク余市を会員限定販売用ウイスキーとしてボトリングをした。
SMWSは、1983年に設立されたモルトウイスキー愛好家の団体で、会員数は全世界に約3万人。その内訳は本国イギリスが2万人、他のヨーロッパ諸国で4千人、アメリカとカナダで5千人、そして日本が1千人となっている。
ボトリングリストは春・夏・秋・冬と通常年4回発行されるが、ボトルの選定にあたっては毎回厳正なテイスティングが行われる。そしてスコットランド以外の蒸溜所が選ばれたのは、過去にアイルランドが1ヶ所(ブッシュミルズ)あるだけで、116番目の蒸溜所(ブランド)として本場の愛好家達に余市が選ばれたという事実は、ニッカの品質が世界的にも再認識されたということである。今回S.M.W.Sが余市モルトを認定した背景には、世界で唯一のウイスキー専門誌として知られる「ウイスキーマガジン」が昨年2月に行ったウイスキーテースティングコンテストで余市モルトそのものである「シングルカスク余市10年」が世界の名だたるモルトウイスキーをおさえて最高点を獲得したこともある。

注)「アップルフェノン」はニッカウヰスキー(株)の登録商標です。
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