余市蒸留所写真 余市蒸留所写真

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トップ > 蒸溜所 > 宮城峡蒸溜所 > 原酒の特徴「気候・風土」

気候・風土

やわらかな水の恵み、北国の中でもおだやかな気候。

宮城峡蒸溜所は冷涼な東北地方の山あいにありながら、余市蒸溜所と比べて年間の平均気温が約2℃高く、内陸にあって海の影響を受けることもありません。広瀬川と新川というふたつの清流に囲まれ、一年を通じて霧や靄が蒸溜所を包み、冬の間は雪も多い土地柄です。深い森林から生まれる湿潤で澄んだ空気が貯蔵庫の樽を乾燥から守り、豊かな香りを封じ込めます。また、仕込み水として使われているのは、蔵王連峰を経て流れてくる清らかな新川の伏流水。日本各地の蒸溜所が使っている水の中でも硬度(公表値)が低く、ウイスキーづくりに邪魔な成分がほとんど含まれていません。
第二の蒸溜所でつくる原酒にローランドタイプのバランスの良さを求めていた竹鶴にとって、この気候風土はまさに理想的なものでした。宮城峡の原酒は豊かな自然との関わり合いの中でおだやかに熟成を重ね、華やかな香りと軽やかな味わいを得ていくのです。

蒸溜所に満ちあふれる、ウイスキーを育む自然への敬意。

宮城峡蒸溜所は、昭和の高度成長期に建設された機能的なウイスキー工場ですが、その設計思想は極めて先進的。自然の地形や森林を最大限に守り、景観にも細かな配慮が成されています。これは、「自然を大切にしなければおいしいウイスキーはつくれない」という竹鶴政孝の自然への敬意の表れです。
竹鶴は、工場建設のための伐採は最低限に留めてなるべく樹木を残すように指示。電線はすべて地下に埋設しました。また、本来の土地の起伏を活かした設計を採用したため、製造工程ごとに建物が分かれているだけでなく、それぞれの建物の高さも異なります。敷地を平らにならして全工程をひとつの建物に入れるのが生産効率上は合理的ですが、それよりも自然を守ることを優先した結果です。
受付を蒸溜所の入口から600mも中に入った場所に置いたのも、蒸溜所を訪れる人たちに、鎌倉山をバックにしたレンガ作りの建造物を見てもらうための演出。竹鶴が共生と調和を目指した宮城峡の自然は、ウイスキーを愛する人々の心に一陣の風のようなさわやかさを運んでくれるのです。