余市蒸留所写真 余市蒸留所写真

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トップ > 蒸溜所 > 余市蒸溜所 > 原酒の特徴「気候・風土」

気候・風土

まさに日本のハイランド、余市。

竹鶴政孝がその生涯をかけて目指した「本物のウイスキーづくり」のお手本は、スコッチウイスキー。その目標に少しでも近づくためには、スコットランドにできるだけ近い気候風土をそなえた場所が必要でした。そして、特に竹鶴政孝が最初の蒸溜所に託した役割は、スコッチで言うところの「ハイランド」の蒸溜所と同じように、力強くしっかりとした味わいのモルト原酒をつくること。北に日本海を臨み、三方を豊かな自然あふれる山々に囲まれた余市は、まさに日本のハイランドとして竹鶴に選ばれた地なのです。
厳しい冬の間に標高約1,500mの余市岳を始めとする山々に降り積もった雪は、春の訪れとともに雪解け水となって余市川に注ぎ込みます。鮎が泳ぎ、鮭が遡上するこの豊かな清流が、余市のモルト原酒の仕込み水になるのです。石狩平野では、麦芽にスモーキーな香りをつけるピート(草炭)や蒸溜に必要な石炭も採掘できました。余市には、本物のウイスキーづくりに欠かせない原料や製造に必要な条件が整っています。

ゆっくりと熟成が進む、寒冷で湿潤な気候。

ウイスキーのおいしさに大きな影響を与える、樽熟成。蒸溜されたばかりの段階では無色透明で荒削りなスピリッツが、熟成を重ねる間に樽の中から水分とともに刺激臭や雑味が適度に放出されることにより、味と香りに円熟味を加えていきます。そしてこの樽熟成に非常に重要なのが、気温や湿度などの外部環境です。気温が高く乾燥した環境のもとでは、蒸散する水分が多く、熟成が早く進みすぎてしまうのです。
四季を通じて寒冷な余市の気候は、ゆっくりとウイスキーを熟成させるのに適しています。わずかに潮の香りを含む湿潤で澄んだ余市の空気は、樽を乾燥から守り、芳醇な香りを封じ込めます。夏でもひんやりと静かな空気に満たされた、窓のない土間造りの貯蔵庫。その中で、力強く重厚なモルト原酒が育まれていきます。