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冷涼で湿潤な気候、澄んだ空気、川から立ち昇る靄(もや)、海からの潮風など、厳しい自然に囲まれた北海道余市蒸溜所。
ニッカウヰスキー発祥のこの地では、1934年の創業以来、石炭直火蒸溜という伝統的な製法が頑に守り続けられています。
この製法は、高温で瞬時にもろみを焚きあげるので力強く、香ばしいモルトを生みだすのが特長。それゆえ、余市モルトは男性的で、力強い個性となります。
その品質は世界からの評価も高く、2002年には余市蒸溜所が日本で初めてSMWSに認定されました。
※SMWS(ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ)とは、世界14カ国3万人以上が所属するウイスキー愛好家団体。SMWS認定は、高品質の証とされています。


力と華の贅沢な出逢い。竹鶴を表現するビジュアルとして使用しているのが、長谷川等伯作、国宝「楓図」(総本山智積院所蔵)です。
長い年月を感じさせる雄大な楓の巨木、色彩豊かに描かれた紅葉。
その力強さと華やかさが見事に調和した様は、余市モルトと宮城峡モルト、ふたつのモルトの出逢いを表現するにふさわしい作品です。

豊臣秀吉の長男・鶴松を弔うために建立した祥雲寺の障壁画の一部で、長谷川派一門が総力を結集して制作したといわれている。画面一杯に楓の巨木、色鮮やかな花や紅葉が描かれ、桃山文化を象徴する作品のひとつとなっている。
安土桃山時代〜江戸時代初期の絵師。狩野永徳率いる狩野派と対抗し、自ら「雪舟五代」を名乗り長谷川派の長として活躍。代表作には、国宝「楓図」(総本山智積院所蔵)のほか、国宝「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)などがあり、その多くは重要文化財に指定されている。
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