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ニッカがおいしい理由 カフェ式連続蒸溜機 40年以上この非効率で、取り扱いが難しい蒸溜機を使い続けてきたのは
ニッカが創業者竹鶴政孝の理想とそのこだわりを理解し、受け継いできた証なのです。

「カフェ式連続蒸溜機」を使用している蒸溜所は世界的でも少なくなりました。
ニッカがこだわるその「カフェ式」の特長とそしてそれを利用する理由をご紹介します。

先駆的な試みカフェ式連続蒸溜機の導入

政孝はウイスキーづくりの理想を追い求めるなかで、現在のウイスキーにとっては常識といわれることを当時としては莫大な投資を行なって実現させてきました。
そのひとつが穀類を原料とした「グレーンウイスキー」をブレンデッドウイスキーに使用することでした。当時の国産ブレンデッドウイスキーは各社のポットスチルで製造されたモルト原酒を使用していましたが、ブレンドされるスピリッツは原料アルコールを使用しており、グレーンウイスキーをブレンドに使用していたスコッチウイスキーとの味わいの差は歴然で、スコッチを目標にウイスキーづくりをつづけてきた政孝にとってはどうしても克服したい壁でした。 そんな政孝の悲願は当時のアサヒビール社からの支援により西宮工場へカフェ式連続蒸溜機を導入する事で実現できたのです。

カフェ式連続蒸溜機

導入当時の西宮工場


非効率で気難しい蒸溜機

カフェ式連続蒸溜機の導入時、当時の技術者はその蒸溜機の取扱の難しさに苦労しました。

連続式蒸溜機としては当時でも既に旧式の蒸溜機を英国から導入したものの、マニュアルらしいものも無く、その操作は経験と勘、そして職人技ともいえる技術が必要でした。

安定した品質のグレーンウイスキーを蒸溜できるまでの技術者の苦労は相当なものでした。

卓越した技術、経験と勘がニッカの品質を生み出す


なぜカフェ式連続蒸溜機でなくてはならないのか

同じグレーンウイスキーでもカフェ式蒸溜機でつくられたものは、その効率の悪さから穀物由来の香りや成分がその蒸溜液の中に僅かに残ります。

それを樽貯蔵しブレンデッドウイスキーに混和するとモルトの個性を引き出しながら新たな香味を呈します。

カフェ式だからこそ、
ニッカの個性を持ったウイスキーを
生み出す事ができるのです。


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