山形県との県境まで数キロのところにあるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所。
そして県境を軸としてほぼ対象の位置に、松尾芭蕉の「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という句で有名な山寺があります。
JR仙山線で、作並駅から山寺駅まではわずか約20分。
ただ、残念ながら道路が無いため、車だとずうっと遠回りをしなくてはならず、小1時間かかっていましますのでご注意ください。
山寺は正しくは宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、貞観2年(860年)に清和天皇の命によって慈覚大師が開いた天台宗のお山で、東北を代表する霊場として多くの人々の信仰を集めてきました。
奇石が折り重なるように続く山腹の杉木立を縫って千百余段の石段を上っていくと、岩塔婆や石仏が、百丈岩の上には納経堂、開山堂があり、舞台造りの五大堂からの眺めは絶景です。
境内35万坪の自然の岩山に40余りの堂塔があり、昔から石段を登ることにより、煩悩が消滅するといわれています。
国の重要文化財に指定されている、登山口の正面の根本中堂は延文元年(1356年)初代山形城主の斯波兼頼しばかねよりが再建した入母屋造・五間四面の建物で、ブナ材の建築物では日本最古といわれ、天台宗仏教道場の形式が保存されています。
風薫る夏、蝉時雨の石段を登ると芭蕉の風情が甦ってくるようです。工場見学では琥珀色の浪漫を、山寺では歳月が紡ぐ神秘を感じてみてはいかがでしょうか。
JR仙山線作並駅から山寺駅まで約20分。
山寺駅下車登山口まで徒歩7分。
車の場合作並街道を48号線で関山トンネルを越えて、一旦天童市に出て13号線を左折して山寺街道を左へ。
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所から約1時間。
登山口〜五大堂〜下山口までゆっくり歩いて約2時間。
駅前と参道のみやげもの店では手荷物の一時預かりや、杖の貸し出しがある。 急な石段が多いので歩きやすい靴で。




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山寺観光案内所 電話:023-695-2816