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鮎の最北限、鮭がのぼる川で知られている余市川は、余市岳中腹から流れ出し、50kmの流程で日本海に注いでいます。かつて余市蒸溜所は貯蔵庫の周辺を沼で囲まれ、沼は中洲をへだてて余市川につながっていました。
川は下流にはコイ、上流はヤマメ、イワナ等が生息。余市川河口から約4キロ上流にあるあゆ場では、秋を迎えると産卵のために遡上してきた鮭が水面で跳ねる姿を見ることができます。やがて産卵を終えた鮭は、その生涯を終え、代わりに新たな生命が生まれ出る準備を始めるのです。産卵された卵は、真冬に孵化。稚魚は堆積した砂利の中で春まで過ごし、雪どけと共に海に下りはじめます。オホーツク海に出た鮭は餌を求めて回遊し、小魚などを食べて成長し、3年から6 年の間を海で過ごした後、産卵のため再び生まれた川へ戻ってくるのです。
なぜ鮭は自分が生まれた川に戻ってくることができるのか。諸説ありますが「地球の磁気を感じとり、帰って来る」とも「生まれた川のにおいを覚えていて母なる川にたどり着く」とも言われています。清冽な余市川のせせらぎに耳を傾けながら、生命の神秘に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。



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余市蒸溜所正門前の道を右へ。
道道755号線を右折、然別(しかりべつ)方向へ。
余市川沿い。車で約5分。
タクシーで行く場合は「あゆ場」と言えば案内してもらえます。
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