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余市ガイド 旧余市福原漁場

「幻」となってしまった魚

かつてニシンの漁場として栄えた北海道の日本海沿岸。
竹鶴政孝がウイスキーの理想郷に選んだ余市も、江戸時代からニシンの千石場所としてその名を馳せ、明治以降はニシン漁とともに発展を遂げていきました。

海岸沿いには漁場の建物が立ち並び、漁場経営者は「大宅(おおやけ)」と呼ばれ、漁期には出稼ぎの漁夫など多くの人を雇い、権勢を誇ったといいます。
しかし乱獲や海水の温度上昇によって、ニシンはぱったり来なくなり、いつしか「幻の魚」と呼ばれるようになったのです。

余市工場では、網元たちが競ってつくったニシン御殿を譲り受けて海岸から移築したものを、見学者の皆様の休憩場所として使用していたこともありました。

旧余市福原漁場は福原家が(明治36年まで。その後小黒家、川内家が経営)経営していた漁場の一部を文化庁・道の補助によって修理・復元したものです。
ニシンが不漁になると一時の隆盛が嘘のように家が没落していきました。
そのため、北海道の江戸から明治にかけてのニシン漁を知る事ができる史跡は、ほとんど残っていません。ここ旧余市福原漁場は往時の漁場経営を知る貴重な史跡となっているのです。

希望により、余市町教育委員会の嘱託委員、地元ボランティアが施設を案内してニシン漁の歴史や建物についての説明をしてくれます。

歴史、民俗の勉強に、立ち寄ってみる価値のある施設です。


施設所在地

住所
余市郡余市町浜中町150-1
電話
0135-22-5600
冬期閉館
12月31日〜翌年4月4日
開館時間
AM9:00〜PM4:30
入場料
大人300円 小人100円
(本文ここまで)
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