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- 大人のバレンタイン事情



15万人が参加する「合コンセッティングサービスRush」の創設者であり、『ラブライフバランス研究所』の代表も務める株式会社Rush代表取締役の水野真由美さんに「大人のバレンタイン事情」についてうかがいました。

最近は、華やかなものを楽しむという傾向はなくなってきていて、「好きな人とゆっくりじっくりと過ごしたい」という声をよく聞くようになっています。時間を共に過ごし、語り合い、精神的なつながりを求めている人が多いようです。
また依然として「婚活」ブームは続いていますから、これが追い風となり「婚活ターゲット」へのアタックも活性化するでしょう。そこで大人の女性としては、さり気なくプレゼントを渡したり、お酒の席に誘ったりというように、「ちょっと時間を一緒に過ごして親しくなりましょう」というアピールをしたいところです。“愛の告白をする日”と考えると重くなりますから、お互いの距離を縮めるためのキーワード的に誘い合えればいいですよね。

男女のすれ違いや破局の原因は、やはりコミュニケーション不足にあります。それに加えて、今のように不景気で将来に明るい展望がもてない時代、心寂しい気持ちを持っている人も多いでしょう。そうなると人は強固な絆を求めるようになります。
そんなときに恋人や好きな人とのコミュニケーションによって安心感を得たり、パワーを引き出してもらえたりするのです。しかし「話さなくてもわかるだろう」という思い込みで、手を抜きやすい部分でもあります。だからなるべく語り合う時間をもって、お互いを知るというのは大事なこと。「バレンタイン」がそんな時間になれば素敵ですよね。

バレンタインだからといって、あえて派手に過ごす必要はありません。本当にささいなこと、たとえば家でも五感を刺激するなどして、特別感は演出できます。「香り」や「明かり」だったり、「お酒」や「おいしいスイーツ」など、自分の好きな物を使って雰囲気作りをするという風に。いつもの空間をゆったりと過ごせるように少し工夫するだけで、人って心を開きやすくなるものなんです。

イベント業界でも派手なものは下火になっています。ではどういうものが好まれるのかというと、「共感できるもの」。あとは「癒し」です。話の合う人とゆったり癒される時間を過ごすことが、非常に求められていくのではないでしょうか。
そんな中、とくに人気があるのが「家飲み合コン」「家飲み会」など、家飲み形式のイベントです。自分好みの演出の中で語り合って理解をして、絆を深める時間にしていきたい、というのが最近の強い傾向です。これが安心する、癒されるにつながるのだと思います。
最終的に心に残るのは、“共に過ごした時間の記憶”です。ですから共感できる人と共有できる時間をどれだけもてるか。それを大切にしていくのが、一番のポイントといえます。そこで豊かな時間を過ごせたら、今年のバレンタインは大成功といえるでしょう。
