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- vol.03 男の浪漫を味わう 〜竹鶴12年ピュアモルト〜
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モルトのみで作るウイスキー「ピュアモルト」は、ウイスキーの原点ともいえるもの。19世紀半ばにグレーンウイスキーが登場するまでは、ウイスキーといえば「モルト」でした。1918年、ウイスキー作りを学ぶために、単身スコットランドに渡った竹鶴政孝は、各地の蒸溜所を訪ね歩き、「ウイスキーは自然が育む」という考えにたどりつきます。スコットランドでも北と南では、その個性が大きく異なることを知った政孝は、日本の中にウイスキーづくりの理想の地を捜し求め、1934年、北海道余市に蒸溜所を設立。「日本人に、本物のおいしいウイスキーを飲んでほしい」というさらなる願いは、第二の蒸溜所・宮城峡で実を結びます。ふたつの蒸溜所を保有し、個性の異なる原酒を作るのは、当時スコットランドでも例がないことでした。戦後、安価な三級ウイスキーが流行っていた時代も、酒税法の限度いっぱいまで原酒を使うことにこだわり続けた、政孝ならではの大胆な試みだったのです。
北国の長い夜、政孝は暖炉の側に座り、貯蔵庫に眠る樽に思いを馳せながら、生のままのウイスキーを愉しんだといいます。
『竹鶴12年』は、政孝のウイスキー作りへの夢が育んだピュアモルトウイスキー。自分の夢に正直に、純粋に生きた政孝のように――。冬の夜、自分だけのこだわりの時間を過ごすときに、共に愉しみたいウイスキーです。

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