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- vol.05 樽ごとに異なる味わい 〜シングルカスク余市〜
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「三度炊く 飯さえ硬し軟らかし 思うままには ならぬ世の中」と詠んだのは陶芸家であり食通としても知られた北大路魯山人でした。この歌を繰り返し口にすると、いつもは姿をあらわさない“現実”が炙りだしのように浮かび上がってくるような気がしませんか?
そう、世の中は一寸先は闇。かつて古の人々が預言者を杖代わりにしたように、刻々と過ぎてゆく現実は、まるで怪物のようです。どこで誰に会うか、何が起こるか。それはまるでパンドラの箱。ドキドキしながらも、私たちは希望を胸に秘めて蓋を開けるのです。さあ、箱の中には何があったでしょう。希望、驚き、発見・・・。そこには幾つものストーリーがあります。
確かに世の中は思うままにならない、永遠に解けない数式のようですが、決して悩ましいことばかりではありません。たとえば出逢い。街角ですれ違う、一瞬のものから、忘れ得ぬ人や物との運命的な出逢いまでさまざまです。それが物を言わぬ存在である場合、私達の心は、感動という形で、その物に新しい魂を吹き込むこともあります。
オンラインショップ限定販売の『シングルカスク余市』は、特別に選ばれた一つの樽のモルトウイスキーを瓶詰めしたもの。樽ごとに微妙に味わいが異なり、どんな味わいかは口にする瞬間まで・・・。一期一会とも言える出逢いは人とウイスキーの間にある、ということ。さて、貴方はどの一本に出遭うでしょうか。

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