現在ご覧のページは:
  1. HOME
  2. ニッカワールド
  3. スロータイムの愉しみ
  4. vol.07 偶然から生まれたウイスキーの熟成 〜竹鶴21年ピュアモルト〜
(本文ここから)

ニッカワールド スロータイムの愉しみ バックナンバー

vol.07 偶然から生まれたウイスキーの熟成 〜竹鶴21年ピュアモルト〜

Well Aging

これまで偶然は有形無形、様々なものを生み出してきました。たとえばコーヒー。最初は食べると何とも不思議な気分になる実として珍重されていました。ところがある日、落雷で山が火事になり、実は黒焦げに。しかしそこに漂う素晴らしい香りに、コーヒーを焙煎することを思いついたのでした。琥珀色のウイスキーの誕生も、こんな偶然からでした。
 18世紀。大英帝国議会がスコットランドの酒税を大幅に引き上げたとき、スコットランドの人々は酒税を免れるため、シェリーの空樽にウイスキーを詰めて山奥に隠しました。数年経って開けてみると透明で荒々しかったウイスキーは琥珀色に、味はまろやかに変化していたのです。もしも別のものにウイスキーを詰めていたら・・・。

 ウイスキーの熟成ですが、樽ごとに熟成のピークがあり、10年前後で多くの樽のウイスキーは商品化され、20年を過ぎて熟成のピークがある樽はほんのわずかになります。20年以上の長い時を経て、選ばれ、残った樽に育まれたウイスキー、その長期熟成の味わいはまさに大自然と神からの恵みと言えるでしょう。

 「竹鶴21年」はニッカウヰスキーが通常販売している商品の中で最も熟成年数が高いウイスキー。果実のような豊かな香りとコク深い味わい。美しく年数を重ねた琥珀色のウイスキーが、時空を超えた至福の世界へといざなってくれます。静かな夜にグラスを傾けながら自分自身と対話してみてはいかがでしょうか。

  • スロータイムの愉しみへ戻る
  • バックナンバー一覧

(本文ここまで)
  • Page top