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vol.11 モルトとモルトの出会い 〜ピュアモルト北海道12年〜

Versatility tasting

同じスコットランドの蒸溜所でつくられるウイスキーでも、隣り合ったぶどう園でできるワインでも、それぞれ違った個性を持っていますが、その香りや味わいのメカニズムは、まだ神秘のベールに包まれた部分がほとんどです。ウイスキーの個性は、原料の大麦、製造工程中に使われるピート(泥炭)の煙、樽などの成分に由来しますが、飲むほどに味わいを豊かにする不思議な魅力を醸し出します。製法や道具を標準化しても、ウイスキーは自然によって左右されるもの。そこモルトウイスキーの面白さがあるといってもいいでしょう。「異なる土地で出来る原酒を調合することが、ウイスキーづくりの理想である」と考えたニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝は北海道余市に続き、宮城峡をウイスキーづくりの地に選びました。

 余市蒸溜所の「力強く男性的な」モルトウイスキーと宮城峡蒸溜所の「やさしく繊細な」モルトウイスキー。その異なる個性が出会ったとき、新たな個性をもったウイスキーが誕生します。

 12年以上熟成させた、北海道余市育ちのモルトウイスキーを主体に、宮城峡蒸溜所生まれのモルトウイスキーをヴァッティングした「ピュアモルト北海道 12年」。コクのある力強い味わいに、華やかな香りと繊細な舌触り。単一蒸溜所のモルトでつくられるシングルモルトとはまた違った魅力を持つウイスキーです。

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