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トップ > 蒸溜所 > ニッカをつくる人と技「樽の数だけ個性がある」

樽の数だけ個性がある

樽の使い分け

樽はウイスキーの個性を育む、熟成のゆりかご

ウイスキーの風味を形づくる上で極めて重要なのが、樽による熟成。同時に生まれた無色透明の原酒(ニューポット)も、詰められる樽によって異なった個性を身につけます。 樽の出所(新樽時の用途)、新旧、サイズ、内面の焼き具合(チャー)による差を一覧にすると下記のようになります。

種類

サイズ

焼き具合

ウイスキー樽

新樽

風味、色の元となるタンニンが多い。
渋み、個性強い。色が濃くなる。

色薄い。
まろやかでおとなしい。

500L
250L


熟成は遅いが
まろやかになる。

熟成は早いが
ハードで荒くなる。


焦げ臭くなる。

生の木香が
原酒に移る。

旧樽

1回
使用

500L
250L

2回以上
使用

500L
250L

500L
250L

活性樽(※)

旧樽の特徴に
新樽の特徴が加わる。

500L
250L

シェリー樽(旧樽)

色濃い。赤みがかる。
甘みが多い。

500L
250L

バーボン樽
(旧樽)

1回使用

きつい。ハード、かたい

180L

リメイド樽(活性樽)

ややハード、かたい

250L

(※)活性樽…旧樽の一部に新材を組み込んだ樽

ニッカのブレンダーは、これらの樽の効用と10年以上先の原酒の在庫状況や市場の可能性を考慮し、できるだけ多くの個性あるモルトを積極的に生み出し、香りと味の幅を広げようとします。
単体では個性が強すぎて飲みづらいと思われるモルトも、他の樽の異なるモルトやカフェグレーンと出会うことで新しいおいしさを創造したり、長期熟成によってクセが濃密な味わいに転じることもあるからです。
そんなブレンダーの創造的な要求に応えるのが樽職人。製材したホワイトオークの、樽づくりに適した板を揃えているとはいえ、「木は生き物」。まったく同じものはありません。
木を曲げる整形、樽の組み立て、焼き入れ(チャー)など、必要な技術を習得するためには長年の経験が必要です。また、旧樽の再生(補修や部材の組み替え)にも、新樽をつくるのと同じだけの技と知識が求められます。

例えば、余市のポットスチルと「石炭直火蒸溜」から生まれた力強いモルトを、500Lの新樽に詰めて長期熟成させる。
また、宮城峡のポットスチルと「蒸気間接蒸溜」から生まれた華やかなモルトを250Lの活性樽に詰めて比較的早く熟成させる。

ブレンダーと樽職人、それぞれの技と知識が個性あるモルトを増やし、ニッカウヰスキーのおいしさを限りなく広げているのです。