BLACK ルパン三世の挑戦状

捜査資料STORY

#01ヒゲのおじさん、いただきます

「なあ、ヒゲのおじさんって知ってるか?」
ここは、世紀の大泥棒、ルパン一味のアジト。ルパン三世はグラスに入ったウイスキーをゆっくりと口に含み、次元に話し始めた。
「なんでも、日本にはキングと呼ばれているブレンダーがいるんだとよ。俺もそろそろ大人の男として、酒の楽しみ方ってもんをもっと知っておきたいと思ってよ~」
「そんなことを言って、また不二子にモテたいとか考えてるんじゃないだろうな。俺はあの女と関わるならゴメンだぜ」
「あら~、次元ったらなんでもお見通しなのね~。まぁ、そう固いことを言わずに、一緒にウイスキーの楽しみ方を教えてもらおうぜ」
ルパンの調子の良い言葉に、次元は呆れながら続ける。
「だが、そのキングとやらがそう簡単に俺たちに会ってくれるとも思えねえぜ」
「そこは、俺にちょ~っと考えがあるのよ。それにいいことも思いついちゃったし!ウッシッシ……」
ルパンは、ニヤニヤ笑いながら言った。
「待ってろよ、ヒゲのおじさんは俺様がいただくぜ!」