- 第39回全国バーテンダー技能競技大会 総合優勝
- I.B.A.ワールドカクテルチャンピオンシップ2013
- チェコ・プラハ大会プレ・ディナーカクテル部門優勝
香り豊かに、味わい深く。ニッカウヰスキーならではの、スピリッツ誕生。
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香り豊かに、味わい深く。ニッカウヰスキーならではの、スピリッツ誕生。
カフェジンのおいしさを確かめたいなら、まず試してみたいカクテルのひとつ、「ギムレット」。フレッシュなライムジュースとジンをシェイクするだけですが、カフェジンでつくると、明らかにユニークな味わいに仕上がります。すっきりした中に感じる、奥行きの深さ。シェイクすることによって、厳選されたボタニカルの香りが花ひらき、複雑に重なりあい、まろやかなコクが残ります。シロップなどで甘さを加えると、よりまろやかな味わいに仕上がります。
清々しいスパイシーさを持つカフェジンは、フルーツとも好相性。たとえば、りんごの果汁と果肉をふんだんに使った「アップルリレーション」。カフェジンのコク深い甘みと、りんごのさわやかさが絶妙にマッチしているのは、ボタニカルに使われているりんご果汁の効果かもしれません。 もっと濃厚な味わいのフルーツやリキュールとも合わせたくなる、カフェジン。バーでオリジナルのカクテルをリクエストしてみるのも、楽しそうです。
最もスタンダードなウオッカベースのカクテル、「ブラッディマリー」。カフェウオッカでつくると、アルコールの刺激はまったく感じられず、トマトの酸味に負けないしっかりしたボディ感に驚かされます。その反面、隠し味に使われている調味料の風味まではっきりわかる繊細さも。クリーミーな口当たりと甘み、コク豊かにつづく余韻をゆっくりと楽しんでいたくなるおいしさです。
カフェウオッカには、合わせるものを受けとめ、包みこむ力があります。たとえばニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝の名を冠した「竹鶴ピュアモルト」とのコラボレーション、「竹鶴マティーニ」。ピュアモルトウイスキーの複雑な香りと味わいが、カフェウオッカのまろやかさに包まれてさらに豊かに膨らみ、広がります。 炭酸で割るだけでも、フレッシュなハーブやフルーツと合わせても。バーで、ご自宅で、さまざまな新しいマリアージュを発見できるでしょう。
カフェジンとカフェウオッカに豊かな香りと味わいをもたらしたのは、世界でも稀少な蒸溜機と、ウイスキーづくりで磨き抜いたブレンドの技、そしてスピリッツの領域で積み重ねてきた経験。ニッカが持つ資産を存分に生かし、個性あふれるスピリッツが生まれた。
カフェジンとカフェウオッカの特徴である、まろやかな甘みと香り。これは、ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝から受け継がれるカフェスチル(カフェ式連続式蒸溜機)の力によるもの。原料由来の香味成分を蒸溜液に残すカフェスチルだからこそ、原料であるモルトやコーンの香りや味わいがしっかりと残っている。
初代マスターブレンダー 竹鶴政孝から、80年以上にわたり歴代ブレンダーに脈々と受け継がれてきたブレンドのノウハウ。数えきれないほどさまざまな個性を持つ原酒を知り尽くし、組み合わせ、ひとつのウイスキーへとまとめあげるプロフェッショナルの技が、グレーンスピリッツやボタニカルの豊かな調和を導き出した。
ニッカウヰスキーがスピリッツ製造を始めたのは、1951年。当時は原料となるハーブなども入手困難で製造法も確立されておらず、まさに悪戦苦闘の末、高品質なスピリッツを世に送り出すことに成功した。試行錯誤をつづけながら真摯にものづくりに挑んだ先人たちの知見と経験が、カフェジンとカフェウオッカにも生かされている。
カフェスチル(カフェ式連続式蒸溜機)が開発されたのは、19世紀前半。
現代の連続式蒸溜機と違い、生産効率が悪く操作にも熟練の技が要求されるが、
蒸溜液に原料由来の香りや味わいをしっかりと残すという特徴がある。
ニッカウヰスキーが所有するカフェスチルは、1963年、竹鶴政孝が自ら導入したもの。
この当時、既にカフェスチルは「極めて旧式」と言われていたが、
竹鶴は自らが理想とするウイスキーづくりを実現するため、あえてカフェスチルを選択した。
導入から50年以上を経た現在も、ニッカウヰスキーはこの稀少な蒸溜機を大切に守りつづけている。