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BLACK HISTORY SINCE 1956

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1956年

初代ブラックニッカ、誕生。 - 「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」。1956年6月、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝がそんな想いを込めて世に送り出したウイスキーが、初代ブラックニッカです。当時の日本のウイスキーには「級別制度」があり、その中でも2級ウイスキーが全盛の時代。しかし、ブラックニッカは「長期間の貯蔵を経た原酒による高品質の自信作ができた」という自負のもと、特級で発売されたのです。余市モルトの力強く重厚な個性が際立つ味わいでした。

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香り立つ、竹鶴政孝の情熱。 - 「日本で本物のウイスキーをつくりたい」という情熱を抱き、本場スコットランドでウイスキーづくりを学んだ竹鶴政孝。自らが理想とする本格的なスコッチタイプのブレンデッドウイスキーを目指して、初代ブラックニッカをつくりあげました。竹鶴が日本に帰国し、ニッカウヰスキーの前身「大日本果汁株式会社」を設立してから、20年近くの月日が経っていました。初代ブラックニッカは、竹鶴の「本物への情熱」が込められたウイスキーだったのです。

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1965年

おいしいウイスキーを、より多くの人に。- 初代発売から9年後、新「ブラックニッカ」が一級ウイスキーとして発売されました。竹鶴は一級の上限までモルト原酒を加え、熟成させてまろやかになったカフェグレーンをブレンド。あえて特級ではなく一級、当時としては破格の1,000円という価格で提供することで、「よいウイスキーをよりリーズナブルに」という信念を貫きました。積極的な広告宣伝の効果もあって、新「ブラックニッカ」は爆発的な売上を記録。力強さとやわらかさを併せ持つそのおいしさは、多くの人に愛されました。

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カフェグレーンが実現した、まろやかさ。- 「カフェグレーンの性格はといえば、デリケートな優しさをその特徴としているといってよいだろう。このカフェグレーンを製造貯蔵して、モルトウイスキーに調合すれば、得も言われぬ香味豊かなブレンデッドウイスキーがつくられるわけだ」と述べていた竹鶴政孝。資金や技術面の困難を乗り越え、ついに1963年、念願のカフェ式連続式蒸溜機を導入しました。新「ブラックニッカ」は、その蒸溜機でつくったカフェグレーンをブレンドした、竹鶴渾身のブレンデッドだったのです。

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このヒゲは、ブレンドへのこだわりの証。- ブラックニッカの象徴・ヒゲのおじさんこと“KING of BLENDERS”が最初にボトルに登場したのは、1959年のこと。竹鶴政孝の哲学のひとつである「ブレンドの大切さ」を象徴するためにつくられたキャラクターです。同じようなヒゲをたくわえた竹鶴は、よく「このキャラクターのモデルはあなたですか」と尋ねられ、「わしは自分の顔をラベルに使うほど厚かましくないぞ」と笑っていたというエピソードが語り継がれています。

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1976年

ウイスキーを愛する人たちのために。 - ブラックニッカの大ヒットを経て、多くの人がウイスキーを楽しむようになった1970年代。オイルショック後の不況時には、大容量で経済的な「ブラックニッカデラックス(900ml 1,500円)」(通称ヒゲのLびん)が発売されました。「おいしいウイスキーを、より多くの人に」という竹鶴の信念は、この時も揺るぐことなく貫かれたのです。

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飲む人が求める楽しみ方を、提案する。 - 若い世代の人たちにも、もっと気軽に家でウイスキーを楽しんでほしい。そんな想いから生まれたのが、小容量の「ブラック ダンディ」「ブラック ハンディ」です。飲むシチュエーションや人数などニーズに応じて、500mlの「ブラック ダンディ」と360mlの「ブラック ハンディ」のラインアップ。飲み口はやわらかで、すっきりと軽快な後味。飲みやすいおいしさも人気を集めました。ブラックニッカは、常に飲む人が求めるものを考慮しながら、ウイスキーの新しい楽しみ方を提案してきたのです。

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1997年

ウイスキーの常識を、クリアに変える。 - もっと多くの人にウイスキーの楽しさを伝えたい。その想いが、初代誕生から約40年を経てさらに革新的なウイスキーを生み出しました。目指したのは、今までウイスキーを飲んだことがない人や、ウイスキーが苦手な人でも楽しめる「飲みやすい味わい」のウイスキー。試行錯誤を重ねて辿り着いたのが、ノンピートモルトを使った「クセのないクリアな味わい」でした。ウイスキーの常識を覆す、ブラックニッカ クリアブレンドの誕生です。

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ノンピートモルトで、飲みやすく。- モルト原酒の原料となる大麦麦芽は、通常ピート(草炭)を燃やして乾燥させます。それによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれるのです。しかし、独自に実施したお客様調査によると、この香りが苦手でウイスキーを敬遠する人が多いことがわかりました。そこでブラックニッカが到達したのが、ピートを使用せずに乾燥させたノンピートモルト。従来のウイスキーづくりにとらわれないこの選択が、ウイスキーの楽しみ方を大きく広げる結果となったのです。

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2007年

ルックスも中味も、さらにクリアに。 - 多くの人に愛されるウイスキーとなった、ブラックニッカ クリアブレンド。2007年には、クリアな味わいをより印象づけるため、カッティングを加えたボトルへと装いを変え、さらなる人気を獲得しました。ゴールドの縁取りを配した十字型のラベルは、この時に誕生したものです。2011年には、味わいそのものもよりクリアに。名称も「ブラックニッカ クリア」へと生まれ変わりました。ブラックニッカはまさに、竹鶴政孝が目指した「日本の洋酒界を代表するブランド」へと成長したのです。

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2013年

リッチなブラックニッカ、誕生。 - ブラックニッカの挑戦は止まりません。クリアとはまったく異なるウイスキーのおいしさを多くの人たちに提供したいという想いを込め、「リッチブレンド」を送り出しました。芳醇さと豊かなコクを実現するために、華やかでフルーティーな香りのシェリー樽モルトをキーモルトとして採用。エレガントな曲線を描くボトルにゴールドのキング・オブ・ブレンダーズを配したパッケージは、ブラックニッカの新境地を表現しています。

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2015年

濃厚さへの、熱いチャレンジ。 - ウイスキーが空前のブームを迎える中、ブラックニッカは次のチャレンジへ。飲みやすさを保ちながら深みを感じさせるブレンドを追い求め、
試行錯誤を重ねました。遂に完成したのは、新樽熟成のモルトをキーモルトとした、樽の香りとピートの余韻が心地よいブレンデッドウイスキー。ブラックニッカ史上最も濃厚な「ディープブレンド」の誕生です。これからもより多くの人にウイスキーの楽しさをお届けするために、ブラックニッカの挑戦はつづきます。

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